四季報記者が注目する2024年2月大化け期待の10銘柄 2月2日

投稿者: | 2月 2, 2024

 高橋ウォール <1994>
23年12月期の連結経常利益を従来予想の2億2500万円→4億4500万円に97.8%上方修正。従来の9.3%減益予想から一転して79.4%増益見通しとなった。PCカーテンウォール事業で追加売上を計上したことに加え、アクア事業が順調に売上高を伸ばしたことが要因。生産合理化によるコスト削減なども上振れに貢献した。

YKT <2693>
23年12月期の連結経常利益を従来予想の3.4億円→4.5億円に32.4%上方修正。減益率が72.5%減→63.6%減に縮小する見通しとなった。電子機器や工作機械、光電子装置の納入が進捗し、売上高が計画を上回ったことが寄与。販管費が想定を下回ったことも上振れにつながった。

小松マテーレ <3580>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の19.5億円→22億円に12.8%上方修正。増益率が15.9%増→30.7%増に拡大する見通しとなった。販売価格の見直しやコスト削減の進展などが寄与し、採算が想定より改善する。

百十四 <8386>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の100億円→120億円に20.0%上方修正。減益率が24.8%減→9.7%減に縮小する見通しとなった。外国為替売買益および金融派生商品収益が計画を上振れすることが要因。与信費用が想定を下回ることも利益を押し上げる。
併せて、年間配当を従来計画の70円→80円(前期は75円)に増額修正した。