四季報記者が注目する2024年2月大化け期待の10銘柄 2月1日

投稿者: | 2月 1, 2024

コナミG <9766> 
24年3月期の連結最終利益を従来予想の410億円→510億円に24.4%上方修正。増益率が17.5%増→46.2%増に拡大する見通しとなった。デジタルエンタテインメント事業で主力タイトルの収益が計画を上回る推移となっていることを反映した。

日ガス <8174>
24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比52.9%増の93.7億円に拡大して着地。主力のLPガス事業は高気温で需要が減少したものの、LPG原料価格の急落に伴う利幅拡大で補い、増益を確保した。電気契約数の増加や7月以降の料金改定で電気事業の収益が伸びたことも利益拡大につながった。

田中化研 <4080>
24年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の9.3億円→25億円に2.7倍上方修正。従来の41.1%減益予想から一転して58.3%増益を見込み、一気に16期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。主原料であるニッケルとコバルトの相場下落や販売数量の計画未達で売上高は計画を大幅に下回るものの、減価償却費および労務費などのコスト減少に加え、相場関連損益を9億円収益計上したことが利益を押し上げる。

大塚商会 <4768>
今期経常は7%増で2期連続最高益、前期配当を5円増額・今期は実質増配。また、3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。