四季報記者が注目する2023年9月大化け期待の10銘柄(9月3更新)

投稿者: | 9月 3, 2023

市光工業 <7244>
23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の37.8億円に急拡大し、通期計画の72億円に対する進捗率は52.5%となり、5年平均の55.0%とほぼ同水準だった。会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比8.6%減の34.1億円に減る計算になる。

 スパンクリートコーポレーション <5277>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は7500万円の赤字(前年同期は6300万円の赤字)に赤字幅が拡大した。直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-12.0%→-17.1%に急悪化した。

タカノ <7885>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は2000万円の赤字(前年同期は1100万円の黒字)に転落した。直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-0.3%→-1.1%に悪化した。

四電工<1939>
株主還元方針の変更、それに伴う今期配当予想の修正を発表している。連結配当性向はこれまで30%以上としてきたが、40%以上に変更する。資本収益性向上に向けた取り組みの一環としている。