四季報記者が注目する2023年大化け期待の10銘柄(6月13更新)

投稿者: | 6月 13, 2023

萩原工業 <7856>
23年10月期上期(22年11月-23年4月)の連結経常利益は前年同期比22.7%増の10.9億円に伸び、従来の10.0%減益予想から一転して増益で着地。コスト上昇分の販売価格への進めたことが上振れの要因となった。

トーホー <8142>
24年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比3.8倍の15.4億円に急拡大して着地。政府による旅行支援の継続やインバウンド需要の増加を背景に外食産業の景況感が上向くなか、主力の業務用食品卸売事業で既存顧客への販売や新規顧客の獲得が伸びたことが寄与。前年の行動規制の反動もあった。

 セイノーHD <9076>
従来未定としていた24年3月期の年間配当を95円(前期は56円)実施する方針とした。配当政策を変更し、DOE(株主資本配当率)の目安を従来の2.4%→4.0%以上へ引き上げた。配当利回りは5.77%。

セイノーホールディングス <9076>
中期ロードマップを策定。PBR1倍超の早期実現に向けてROE8%以上を目指す。未定だった今期配当は39円増配。また、発行済み株式数(自社株を除く)の11.2%にあたる2100万株(金額で300億円)を上限に自社株買いを実施するほか、6月27日付で2000万株を消却する。

ピアズ <7066>
ロールプレイング支援AIサービス「mimik」を提供する子会社Qualiagramが資本業務提携先のKandaQuantumと協働し、量子コンピューティング技術を用いた接客ビッグデータ解析・活用研究を開始。