裁判所で「うんこ」が連呼された珍事件、裁判官が下した判決は 【判例を読む】 – 弁護士ドットコム

司法

「出て行け。韓国にはうんこをプレゼントします」などと書いた文書とともに、ビニール袋入りの人糞(じんぷん)を入れた封筒を2019年1月から5回にわたり、駐新潟大韓民国総領事館などに送りつけ、威力業務妨害罪に問われた男性。 このような行為は、はたして威力業務妨害罪にあたるのだろうか。 一審(広島地裁令和元年9月9日判決)は威力業務妨害罪が成立するとしたが、弁護人が控訴。「公館(大使館や領事館)の関係職員を不快な気持ちや侮辱された気持ちにさせることはあっても、畏怖させるに足りる状態にまでは至らせてはいない」などと主張した。 しかし、広島高裁は控訴を棄却し、一審と同じように威力業務妨害罪が成立するとした(広島高裁令和2年2月18日判決)。 そもそも、どのような場合に威力業務妨害罪が成立するのだろうか。 ●威力業務妨害罪が成立するには? 威力業務妨害罪は「威力を用いて人の業務を妨害した」場合に成立す

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